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MacBook Air (Late 2010)付属USBドライブを有効利用する 2011年9月5日

Posted by sei in Lion, Mac OS X, MacBook, Snow Leopard.
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MacBook Air (Late 2010)に同梱されていたソフトウェア再インストール用ドライブ(USB)にはMac OS X 10.6 Snow Leopard インストーラが書き込まれており、リカバリーディスクとして使える林檎印のクールな8G USBメモリですが、通常のアクセスでは読み出しのみ可能な状態にロックされており普通のUSBメモリとして使用できません。Mac OS X 10.7 Lionにアップデートしてしまえば今更 Snow Leopardからのリカバリーはいらないし、なんとか有効利用できないかとお考えの方々も多いかと思います。

このUSBをアンロックしてくれる便利なツール(注意:Windowsのみ対応)があったのでstep by stepで使用方法を。

1. SM32Xtest というツールをこの辺とかからダウンロード

2. Windows 7, Vista または XP マシン(仮想環境でも可)にUSBを接続して   sm32Xtest.exe を実行

3. “Scan USB”をクリックして該当するUSBメモリを選択し”Start”をクリック

4. 数秒で未フォーマット状態になるのでWindowsやMacでフォーマット

  注意:USBの中身は”完全に”消去されるので自己責任で

ガイド動画 Hack your MacBook Air Drive

MacBook Pro 、 MacBook 、 MakBook Air のバッテリーパックに脆弱性 2011年7月24日

Posted by sei in MacBook, MacBook Pro, security.
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8月に開催されるBlack Hat security conferenceでセキュリティ研究家のCharlie Miller氏がApple製ノートパソコンのバッテリーパックに使われているTexas Instruments社製マイクロコントローラチップのファームウェアパスワードは工場出荷時の初期設定のままであり、脆弱性が存在すると発表する予定です。Miller氏は2009年にリリースされたMacBookのバッテリーに関するソフトウェアアップデートの内容を解析して二つのパスワードを取得。そしてバッテリーパックのファームウェアを完全に掌握できたそうです。その結果可能になる/なるかもしれないのは、 バッテリーパックを永久に無効化 (できた) 過充電、過放電を引き起こさせ発熱や発火を誘発する (かもしれない) システムにマルウェアを注入する (かもしれない) 異常過熱などは構造上の安全対策が施されているので意図的に発火まで引き起こさせるのは難しいですし、またマイクロコントローラチップからOSへのアクセスが直ちにできるわけではありませんが、インターフェースになんらかの脆弱性が見つかれば可能だとMiller氏は断じています。 この脆弱性が問題なのはハードディスクを入れ替えてOSを再インストールしたりBIOSを書き換えたりしても効果はなくバッテリーパックを外すまで脆弱性が存在し続けることです。Miller氏は試行錯誤の末7個のバッテリーパックをダメにして自らの発見を実証しています。

完全に無効化されたバッテリーパックたち

彼はさらにBlack Hatの席上この脆弱性に対する修正としてパスワードをランダムに変更する“Caulkgun”という ツールを発表する予定です。このツールにより脆弱性は修正されますがAppleのオフィシャル・アップデートの妨げになってしまうのが問題だと述べています。すでにAppleとTexas Instrumentsに連絡済みとしていますが今のところ返事はないそうです。 Miller氏いわく、“誰もこれがセキュリティ上の脅威とは思っていなかった、これで何ができてしまうのか全てを知るのは困難だ”

via Forbes

 2011 08/06 追記

Charlie Miller氏が Black Hat USA 2011 でプレゼン後にリリースした概要とスライド、そして“Caulkgun”ツールはこちら

Mac OS X 10.7 LionでFront Row を使うには (iTunes を10.4にアップデートしていても) 2011年7月23日

Posted by sei in Lion, Mac OS X, MacBook, MacBook Pro, Snow Leopard.
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LionでFront Rowがなくなって困っている方が多いのかわかりませんが、LionでもFront Rowを使用可能にする方法がありました。

Snow Leopardから以下のファイルをLionの同じ場所にコピー

/System/Library/CoreServices/Front Row.app

/System/Library/PrivateFrameworks/BackRow.framework

/System/Library/PrivateFrameworks/iPhotoAccess.framework

/System/Library/LaunchAgents/com.apple.RemoteUI.plist

/Applications/Front Row.app

または FrontRow Enabler for Lion をこちらの下方のリンクからダウンロードしてインストール

iTunes 10.4にアップデートしてうまく動かなくなった時は例えば  iTunes Music > Movies のエイリアスをFront Rowがアクセスしている  Home > Movies フォルダに置けば対処できるようです。

いずれMac App Storeで販売するかもという噂もありますが、あくまでも自己責任でお試しを

via 9to5Mac

 

7/31 追記:iTunesを 10.3 に戻せば Front Rowの ‘Music’を復活できるという報告と動画がありました。でもフランス語です・・

 

 

 

Late 2008のMacBook/MacBook Proでも8GBのメモリを使える 2011年5月3日

Posted by sei in MacBook, MacBook Pro, Snow Leopard.
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いささか旧聞に属しますがLate 2008 MacBook/MacBook Proでも運がよければ8GBのメモリを使用可能にできるので手順を。

まず物理的にはメモリスロットが二つあるので4GB×2=8GBで増設可能ですが6GB以上では逆にマシンのパフォーマンスが極端に落ちてしまうと報告があります。ところが一定の条件を満たしていればなんら問題なく使えることが判明しました。

背景:ソフトウェアアップデートでは最新EFIのアップデートが全て表示されるわけではない。しかもEFIアップデートの内容はすべてが明らかにされているわけでなく(光学式ディスクが発生するノイズ対策なんかより重要なことでも・・)、 該当機種で8GBが認識可能になっているEFIがあればマニュアルでアップデートを行えばメモリの最大容量を8GBにできる。

該当機種は:

  • MacBook 13.3″ 2.0GHz と 2.4GHz
  • MacBook Pro 15″ 2.4GHz (すべて)
  • MacBook Pro 15″ 2.53GHz    w/ExpressCard Slot (Late 2008)
  • MacBook Pro 15″ 2.8GHz      w/ExpressCard Slot (Late 2008)

そしてシステムプロファイラを起動し”機種 ID”と”ブートROMのバージョン”を確認

最新のEFIになっていれば

・機種 IDが MacBookPro5,1 のMacBook Pro

—————–> ブートROMのバージョンが MBP51.007E.B05

・機種 IDがMacBook5,1 のMacBook

—————–> ブートROMのバージョンが MB51.007D.B03

・他の機種 IDは該当しません、残念。

機種 IDと ブートROMのバージョンが一致していなければEFIが最新ではないのでマニュアルでアップデートします。
あとはOSがOSX 10.6.6. Snow Leopard 以降であれば8GBメモリを使えます。
当然のことながら自己責任でお試しください・・・
(sorce)